担当理事よりごあいさつ

 

こんばんは。

今日は、私達夜間診療所スタッフが日々頼りにし、お世話になっている、名古屋市獣医師会の理事のお一人から、みなさまへのごあいさつ文をお預かりいたしましたのでご紹介いたします。




名古屋市獣医師会夜間診療所・担当理事の鷲塚と申します。

当夜間診療所において、私自身が診察で皆様とお会いすることは殆どありませんが、時々ブログを通じて接することができればと思います。

夜間診療所ができるまで・・・以前の愛玩動物の夜間診療は、個々の動物病院がそれぞれ独自に対応することで精一杯の状況でした。

私も含め町の開業医は、日中の動物診療を主な仕事としていますので、一度緊急の夜間診療を行えば、睡眠時間もそこそこに次日の朝、普通に診察が始まります。当時はそれが当たり前でしたから、それほどに苦にせずやってきました。

しかし、やはり個人でできることには限界があります。日中の激務に耐えている自院スタッフに、夜間まで負担をかけるわけにはいきませんし、私個人も日中の診察の合間にボーっとしまうことが、歳をとるとしばしば見られるようになり、しんどくなってくるのが本音でした。

 

『常に複数の獣医師と看護師が常駐し、質の高い夜間救急病院ができないものか・・』

 

理想論ですが、個人の動物病院にはなかなか難しいものです。そんな中、名古屋市獣医師会の先輩方が会の運営で夜間病院を立ち上げることを発案し、様々な苦労の末、11年前に当夜間診療所を開院することができました。

私は今期で5年目の担当理事となります。日中の動物病院と比べて少々割高な診療費と思いますが、公益社団法人運営ですから利益追求ではなく、満足いく医療水準実現のため最低限必要なものとご理解いただけると幸いです。

診療時間帯(現在のところ21:00~2:00)など、まだまだ課題の多い病院ですがスタッフ一同努力して参りますので、よろしくお願い致します。

 

 





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