東山動物園長寿動物を祝う会
平成30年9月17日に東山動物園で「長寿動物を祝う会」が行われ、それに合わせてマレーグマ「マー君」に、長寿のお祝いとして表彰状と好物のりんごとオレンジを寄贈させて頂きました。
マレーグマ
・学名:Helarctos malayanus
・愛称:マー君
・性別:オス
・年齢:推定25歳
・生年月日:1993年生まれ(推定)
・来園日:1994年3月31日
マー君は中国で生まれ1994年3月31日に東山動植物園へ来園しました。当時の記録が無いため、詳しい出生地と生年月日は不明ですが、来園時の体重が20kgであったという記録があり、現在推定で25歳以上であると考えられます。国内最高齢ではありませんが、飼育下のマレーグマの平均寿命は20~25年といわれており、ご長寿動物といえます。
マー君はこれまでにメスの「マー子」との間に「マーヤ(メス、13歳)」、「マーサ(メス、10歳)」、「マーチン(オス、6歳)」、「マーネ(メス、3歳)」の4頭の子をもうけており、マーチン以外の子どもたちは他園に転出して東山動植物園にはいませんが、みんな元気に活躍中です。
高齢になり元気に動き回る姿は以前ほど見られなくなりましたが、まだまだ衰えた様子は見せず、食欲も変わらず旺盛で、元気に過ごしています。
片側の睾丸が大きく、精巣腫瘍である可能性も考えられますが、体調に変化が見られないことと高齢であることから、現在経過観察中です。