令和４年９月１９日（月祝）、東山動物園で「長寿動物を祝う会」が行われ、それに合わせて今年は、ライオンの「サン」に、長寿のお祝いとして好物の馬肉、牛レバー、丸鶏を寄贈させていただきました。

ライオン
・学名 　　Panthera leo

・愛称 　　サン
・性別 　　オス
・年齢 　　２１歳
・生年月日　２００１年７月２５日（旭川市旭山動物園生まれ）
・来園日　　２００５年５月１０日

【　一日の採食量　】
毎日メニュー…馬肉：４ｋｇ、牛レバー０．５ｋｇ　　　　・週一回…丸鶏：1羽

２００１年に旭山動物園で生まれたサンは、２００５年に東山動植物園に来園しました。来園当初はおとなしくシャイでしたが虚勢を張って担当者に吠えてくることもありました。最近は年をとったせいか、だいぶ丸くなり渋みがにじみ出てきたように感じます。
２０１０年に来園したメスのルナとは子宝にも恵まれるなど、関係は良好です。今年、ルナが入院して不在だった時には、いつもの吠え声も小さくて張りがなく心配になるほどでしたが、ルナが退院したとたんに声が大きく力強くなりホッとしました。放飼場で一緒にいる時はルナにしつこく言い寄りすぎて、ルナから猫パンチならぬライオンパンチを喰らうこともあります。
股関節の変形のため、最近は普通に歩くのが大変なときもありますが食欲はあり、バリバリと骨付きの丸鶏も噛み砕いて食べます。放飼場では仰向けになり、あられもない姿をみせることもありますが、その姿勢が楽なんだろうと温かい目で見ています。最近の酷い暑さは体に堪えるので放飼場にいる時間を短くし、涼しい室内で過ごせるようにしています。