長寿猫飼主の表彰

【長寿猫飼主表彰】
長寿猫飼主表彰は、平成29 年度より毎年秋に開催される「動物フェスティバルなごや」において実施しております。
今年度の動物フェスティバルは、新型コロナウィルス感染症拡大防止から、11月15日(日)10時から11月21日(土)18時までのオンライン開催となりました。
今回、長寿犬・長寿猫写真展にてWEB動画での表彰とさせていただきました。

【長寿猫飼主表彰式・長寿猫写真展】
公益社団法人名古屋市獣医師会の会員である院長が推薦し、理事による審査会で承認された満20 歳以上の長寿猫の飼主40名に、動物愛護精神の啓蒙と普及を目的として、長寿猫飼主表彰および記念品の贈呈を行いました。(今回、オンライン開催のため、推薦のあった病院長から贈呈を行いました。)
長寿猫は最高齢25歳を筆頭に40頭でした。

長寿猫集計結果
年齢(才) 20 21 22 25 合計
オス(頭) 12 0 1 0 13
メス(頭) 21 4 1 1 27
合計(頭) 33 4 2 1 40

協賛会社
・日本ヒルズ・コルゲート㈱
・平和堂商事㈱
・㈱マルワ

東山動物園長寿動物を祝う会

令和2年9月21日、東山動物園で「長寿動物を祝う会」が行われ、チンパンジー「ローリー」に長寿のお祝いとして表彰状と好物のオレンジを寄贈しました。

チンパンジー
・学名    Pan troglodytes

・性別    メス
・愛称    ローリー
・年齢推定 49歳
・生年月日 1970年アフリカ生まれ(推定)
・来園日   1972年4月8日

エピソード
ローリーはメスですが、多摩動物公園からオスのチャーリーが転入してくるまでは、東山のチンパンジー集団のリーダー的な存在で、当時はチンパンジーの仲間たちから一目置かれており、飼育担当からも凛々しく見えていました。
一般的にチンパンジーたちは、新しい飼育担当者にはなかなかなじまず、飼育管理が思うようにできなくて苦労させられるものです。しかしローリーはとても優しく、新しい飼育担当者にも早い段階からすぐに接近してきて、「握手」や「口開け」などの指示に反応して行動してくれました。また、おおらかな性格で飼育担当者を威嚇したり、水をかけたりすることもまったくありませんでした。
頭もよくて、新しいフィーダーを入れてもちょっと触っただけでコツをつかんで、簡単に餌を手に入れていました。新しい飼育担当者に接近してきたことも、それがおいしいご褒美を手に入れるための最短距離だということをよく理解していたからだと思います。
ローリーの性格を簡単に説明すると「ずるくない賢いタイプです」です。
最近はさすがに体が衰えてきた感じがします。目も衰えてきているはずですが、展示室の前を通る飼育担当を見かけると相変わらず近づいてきて愛想はよいです。

一日の給餌量
白菜750g、リンゴ500g、バナナ500g、サツマイモ500g、オレンジ375g、ネギ250g、ニンジン250g、青草250g、その他(野菜、果物、ヨーグルト、卵、ペレット等)1600g

紺の写真
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